歯磨きのように習慣化する

慢性的な膝や腰の痛みの原因は、関節や筋肉に負担をかける習慣化された姿勢と動作の不良にあります。痛みを改善するには、関節や筋肉に負担をかけない良い姿勢と動作を習慣化する必要があります。良い姿勢と動作を習慣化するには、週何回かの運動と日常生活の中で正しい姿勢と適切な動きを習慣化することが大切です。

毎日の習慣といえば、歯磨き、洗顔、入浴などがあげられると思います。朝起きたら顔を洗い、食後に歯磨き、夜にはお風呂に入り、体や髪の毛を洗い、ゆっくり浴槽に浸かって、1日の汚れと疲れををとりますよね。ごく普通に当たり前の事ですね。まれに「3日に1回しかお風呂にはいらない!」という人もいますが。


歯磨きを始める時に

「あと30分後には歯を磨く!」

「さぁ、洗面台に向かうわ!」

寝る前に

「明日の朝は顔を洗わなくては」

「顔を洗って歯磨く、歯磨いてから顔を洗う」など色々考えたてみたり、やたら気合を入れたりしないと思います。

朝起きたら、普段通りに顔を洗い、食後や時間がきたら洗面台に向かい、歯ブラシをとって磨き始めますよね。

姿勢を意識することも、歯磨きや洗顔のように考えすぎず、無意識で出来るように毎日の習慣にしてもらうといいです。

と言っても、すぐに出来るようになるものではないですよね。

なので、今、習慣化しているものと組み合わせて、一緒にしてもらうといいです。

例えば

鏡の前に立って歯を磨く時

キッチンに立ってお皿を洗う時

出勤するときの車の運転

ついて駐車場からデスクに行く間

休憩時間に自動販売機に行くまでの間

トイレに行って鏡に前でメイクのチェックをする時

午前中のデスクワークの時

仕事が終わって自分の車に戻る時

お買いものに行ってカートを押している時

本屋で立ち読みをしている時

ドラマを見て60秒のCMの時

夜の歯磨きをする時

など、日常生活の中で毎日行っていること、習慣化されていることに加えて姿勢を意識する時間を作ればいいです。

1つ1つは1~2分ぐらいの短い時間ですけど、全部を合わせれば10分以上になりますね。

1日に10分、姿勢を意識すれば1週間で1時間以上、美しい姿勢を意識していることになります。

姿勢を意識すれば、美しい姿勢を維持するための筋肉が機能していることになります。

姿勢を維持する背中の筋肉が機能すると胸が広がり背中が真っ直ぐになります。

姿勢を維持する腹筋が機能すると、お腹を凹み、細くなり腰を安定させます。

骨盤が正しい位置になり、お尻の筋肉が機能し、お尻が上がります。そして足が長くなります。

もちろん、適切な姿勢になるためにしっかりしたトレーニングも必要ですが、毎日の習慣にちょっと姿勢を意識する時間を増やすだけで効果が倍増します。

姿勢を意識し始める頃は忘れることもあると思いますが、続けていばそれはちゃんと歯磨きのように習慣化されていくはずです。

習慣化さたときは、適切な姿勢は身につき若々しい美しい身体になっています。


Triple-Body 磯塚一真

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