健康のことを考え、定期的に健診を受けている方は多いと思います。
会社や学校で1回はを実施していると思います。
健診は健康診断のことで、健康であるか否を確かめるもので、病気の危険因子を見ていきます。
メタボリックシンドロームとその予備軍を早期に発見することを重視しています。
メタボリックシンドロームとは内臓脂肪肥満と高血圧、脂質異常、高血糖が合併した状態で、動脈硬化、心筋梗塞、狭窄症を引き起こす危険があります。
メタボリックシンドロームを予防するために生活習慣を変え運動することが促進されましたが、いざ運動を始めると、膝や腰に痛み出るロコモティブシンドロームの方が増え始めました。
ロコモティブシンドロームは身体の運動に関わる骨や筋肉、関節に衰えが出て、立つ、歩くなどの日常生活に障害をきたしている状態です。
日常生活が困難にならないように筋肉を鍛えること大切なのですが、健康診断のように早期発見をする、予備群なのかを判断する、機会が設けられてない状況です。
膝や腰、肩などに痛みが出て、病院に行けば「ロコモティブシンドロームです。筋肉つけましょう、動かしましょう」と言われます。
このロコモも身体の筋肉、骨、関節を鍛えていれば、事前に予防することができます。
痛みが出る方は筋力が衰え姿勢が崩れ、筋肉や関節、膝や股関節が正常に動いてない場合があります。
痛みが出る前にそれらがわかり、運動をしていけば未然に防ぐことができます。
でも、健康診断の様に予防を目的とした、検査やテストは実施されていないです。
日常生活で身体を動かすだけでは筋肉量、筋力が落ちてきます。
姿勢が崩れ体型が崩れます。
そして、首、肩、腰、股関節、膝に痛みが出るようになります。
筋肉が落ちてきてからだと遅いです。
痛みが出てからはもっと遅いです。
整形外科的疾患には国が実施している健診がありません。
痛みが出る前に自分の筋力がどんな状態かを知り、ロコモの原因がある様ならば運動で対策をとりましょう。
メタボリックシンドロームと同じで予防が大事です。
私自身もセミナーや勉強会に参加したり、定期的パーソナルトレーニングを受けたりして他のトレーナーに自分の身体の状態を診てもらい、現状を把握するようにしています。
あなたも身体のプロのトレーナーに見てもらい現状の体がどのような状態かをチェックする習慣をつくりましょう。